2011/06/20

二本の葦束(第1部)

先日、大分湯布院の「おやど二本の葦束」へ行ってきた。


湯布院へ行くのではなく、「二本の葦束」へ行くのだ。
前回は昨年の12月に行って以来、半年ぶりの訪問となる。


福岡でレンタカーを借りたわけだが、このレンタカーが良い(笑)
2日間で5850円(保険つけても8000円弱)とにかく安い。
さすが、「レンタカーの革命 にこにこレンタカー」だ!

しかし、カーナビさえ付いてなく、鍵もリモコンではない・・・。


まあ、そんなことはさておき、待ちに待った楽しい旅が始まる。

パートナーを乗せ、小雨の中、都市高速を走らせていると、
助手席から「あれ!道間違ってるよ!」の声。


空腹でもらったラスクに夢中になりすぎていた・・・。



湯布院のインターを降りたのが14時頃。
宿のチェックインは15時。

さてどうしようかと考えていると
宿のすぐ手前に喫茶店が、

「あーでん」という名前だ。




中へ入ると、とてつもなく大きなスピーカーから曲が流れている。
パラゴンというスピーカーユニットで1000万円程するらしい。


現オーナーのおじいさんの趣味だったらしく、
これで「美空ひばり」を聞いていたとか・・・・。
(なんて贅沢な・・・!)


私たちはそのスピーカーでJAZZを聞きながらコーヒーを一杯。
ここにもラスクが!

店内はこんなかんじ!

すでに、仕事を忘れたOFFモードに突入。
なんとも幸せな時間だ。



「あーでん」を出ると1分で「おやど二本の葦束」に到着。

まだ15時前だったが、車を留めると
フロントから傘を持ったスタッフの方が笑顔で駆けてきてくださった。

これだけで、心配りが行き届いた宿だということを実感する。


まずフロントに入ると、最初のお楽しみがある。

手作りのお菓子。

今日はお米のおやきと、トウモロコシ茶だった。
うん!心に染み渡る。

ソファーから眺める外の景色も素晴らしい。
まるで雨さえも出迎えてくれているように感じる。

さて、一呼吸おいたところで「お部屋」へ。

「再来(さらい)」

前回気に入ったので、数ヶ月前からこの部屋を予約。



この「再来」は以前はバーとして使われていたが、
現在は「素晴らしい部屋」に模様替えされている。


外玄関を入るとかわいい一厘挿し。


そして部屋へと足を踏み入れる


かわいい魔女みたいなスリッパだったが、
あまり履かなかったなあ・・・。



ベットはダブルがひとつとシングルがひとつ。
さっそく、「シングルはあなたね!」
という冗談めいた言葉が・・・。



ウェルカムプレートのお菓子。
早速、コーヒーでいただく。

しかし、食べすぎにはご注意。

なんせここの夕食はボリュームがすごい。


洗面台の窓から見える景色さえ、超一流品。
ここには、手抜きという言葉が見つからない。


「再来」には地下室が。
昔はワインセラー、今はシアタールームになっている。